【MORRIS & CO.】 ペンスタンドホルダー(いちご泥棒 レッド)
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デスクに広がるモリスの世界
ペンスタンドだけでなく、メイクブラシや小物入れとなどいろいろな使い道があります。
国産の壁紙にプリントしたものを職人がひとつひとつ丁寧に加工をしています。
ふとした時に目に入ると、William Morrisの鮮やかで深みのある世界に心が満たされます。
イズ : 約W82×H110mm
*耐水性ではございません。水濡れにはご注意ください。
「いちご泥棒」
1883年ウィリアムモリスによる更紗のデザイン。
モリスの代表作、時代を問わず世界中で愛されている。
モリスが育てた庭のいちごをツグミが食べていた愛らしい様子に魅了され表現したデザイン。
小鳥と花、苺という前面に浮き出る図柄の後ろに森が沈んでいる。モリスのユートピアがここにある。
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William Morris(1834-1896) ウィリアム・モリス
英国の思想家、詩人であり近代デザイン史上に大きな影響を与えたウィリアム・モリスがロンドン郊外の裕福なブルジョア家庭に生まれたのは、今から180余年前のことでした。
幼い頃より中世のロマンスの世界に憧れ、自然に囲まれた大邸宅で過ごす中で、のびやかで牧歌的な感性が養われていきます。
やがて聖職者を志してオックスフォ-ド大学に進みますが、当時の新進社会評論家ラスキンの著書に感銘を受け、ラファエル前派の芸術家(バ-ン・ジョ-ンズ、ロセッティら)と出会い、建築・美術・文学の世界にのめり込んでいきます。
彼が新婚生活を送るために建てた「レッドハウス」は、設計から家具、壁紙、カ-ペット、タペストリ-に至るまでモリスと友人達の手によるもので、“世界で最も美しい家”と呼ばれました。これを機に仲間と共に、“芸術と仕事、そして日常生活の統合”という理念を掲げたモリス商会を設立します。
1880年代には、モリス商会と同じ理想を持つ工房やアトリエが多く生まれ、1888年に開かれた美術工芸協会の展覧会の名をとって、彼らの運動を「ア-ツ・アンド・クラフツ運動」と呼ぶようになりました。
モリスの活動の中でも、ひときわ充実しているのが自然の樹木や草花などをモチ-フにしたテキスタイルデザインです。
このモリスのデザインは一世紀以上を経た今日でも少しも新鮮さを失わず、世界中で根強いファンに愛され続けています。